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わきがは遺伝するってホントの話?

親のわきがは遺伝するのか


親がわきがの場合、子供にも遺伝する場合があります。父親もしくは母親のどちらかがわきがだった場合、子供に遺伝する確率は1/2です。両親が二人ともわきがの場合は8割の確率で遺伝すると言われています。
そもそもわきがというのは、わきの下にあるアポクリン汗腺という汗が出てくる腺が原因と言われています。このアポクリン腺から出てくる汗は、他の毛穴から出てくる汗とは成分が違うことが判明しています。たんぱく質、脂質が含まれているため、この汗が皮膚の細菌と混ざり合って臭いの元となるのです。原因のひとつであるアポクリン汗腺の数や大きさが生まれつき決まっているために遺伝するというわけです。
なぜこれほどまでに遺伝の確率が高いのかというと、わきがは優先遺伝に分類されるためです。私たち人間は、父親と母親から染色体を一つずつ遺伝として受け継いで生まれてきます。この染色体の組み合わせによって子供の体質が決定するのですが、わきがは優先遺伝のため、染色体の組み合わせの中でも遺伝しやすい部類に入ってしまいます。特に思春期などは、臭いが原因でいじめられてしまうケースがあるので、心配になる親御さんも多くなっています。

いつ頃わきがと判明するのか?その後の対応


今の時代、わきがになっても治療で改善することができるので、早めに分かったほうが助かります。一般的に、子供の体から大人の体へ成長する時期が一番分かりやすいと言われており、年齢で言うと10歳から15歳ごろまでの間となっています。遺伝ですから、いくら毎日しっかり体を洗っていても防ぎようがありません。親が思っている以上に子供本人は気にしているでしょうから、もっとしっかり洗いなさい、だとか清潔にしなさいなどと説教をするのはあまり適した言葉ではありません。子供の悩みに寄り添うことが親の務めです。特に思春期は、気持ちのバランスも崩しやすいですから、一番の身内である親から臭いに対して直接的な言葉を言われると逃げ場がなくなります。親としてどうしたらいいのか、深く寄り添い一緒に悩みを解決してあげることで、解決への道しるべとなります。
最近は、子供の体の成長が早くなっていることもありますので、先ほど説明した年齢よりもさらに小さい時期にわきがが発症することもあります。これは、私たち日本人の食生活の変化が理由になっていることが分かりました。臭いの元となる肉食が多くなったため、わきがも発生年齢が低くなりました。優しく見守ることは大事ですが、それが問題解決に繋がるわけではないので、まずは臭いを少しでも軽減させるために消臭スプレーを使ったり、汗を抑えるためのスプレーを使うなど、日常生活の中できることをアドバイスしてあげましょう。しかし、制汗スプレーは大人向けに作られているので、子供のデリケートな肌には刺激がやや強いかもしれません。そのような場合には、赤ちゃんのころに使っていたベビーパウダーを使うと、汗をしっかり抑えてくれる場合があります。
下着や洋服を洗濯するときに使う洗剤や柔軟剤も、消臭効果のあるものを選んであげるといいでしょう。食事も日本食を中心としたメニューを取り入れてみてはいかがでしょうか。毎日日本食では物足りなさを感じる可能性もありますから、今までの食事に少しずつ和食を取り入れていくと移行しやすくなります。いくら親子関係でも、言っていいことと悪いことがあります。言い方次第では大きく傷つけてしまう可能性があるので、子供の目線に立ってアドバイスしてあげましょう。

日本と世界で違う認識


日本に訪れる海外の人が年々増えてきているため、日本で暮らしていながらグローバルな環境の中で過ごしている方も多くいるでしょう。すると、気がつくことがあります。体臭はやはり日本人より海外の人のほうが少々強いということです。割合で説明すると、日本人の場合、全体のおよそ1割程度に対して、海外の方は7~8割の方がわきが体質だというのです。この差は非常に大きく、驚いた方も多いのではないでしょうか。日本人は、わきが体質の方が少ないため、なおさら悩んでしまう傾向なのかもしれません。
海外と比較すると、日本人はお風呂を好みます。清潔を好むお国柄ですし、毎日湯船に入ることも習慣になっています。国によりますが、海外ではシャワーで済ませることが一般的なことも多く、湯船に入るのはあまりないと答える国もあります。だからこそ、日本人は臭いに敏感になっているのです。
わきがの治療方法をみても、国によって違いはハッキリしています。日本人は臭いの元をすべて排除したいと考えるのに対して、海外では臭いを軽減させることが一般的な考え方として広まっています。そうは言っても、私たちは日本で暮らしているわけですから、やはり軽減ではなく臭いの元を徹底的に無くしたくなるのです。
そのためにはどうすればいいのか?と言うことですが、医療機関を訪れることでその悩みが解決される場合があります。中には、健康保険が使える機関もありますので、費用があまりかからないこともあります。

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